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12日から延期になり、昨日20日に2021年第一回環境セミナー「謎めいた生き物の話」を開催致しました。コロナ禍でしたが感染防止に留意しながら桜山での開催でした。ご参加いただいた方々もマスク着用や距離をとること等を心掛けていただいて、スムーズに進行することができました。

講師の寺島氏よりシロマダラのお話からスタートし、シロマダラはどんな場所にいるのか?何を食べるのか?飼育できるのか?等々も含め、生態系におけるヘビの立ち位置や夜行性動物についてレクチャーしていただきました。約半数の方が桜山は初めて、ということもあって、お話しながら 立ち止まりながら ゆっくりと森へ入っていきました。

寺島氏の生い立ちも楽しく聞きながら、次はコウモリのお話に…。普段みることがないかすみ網やバットディテクターの説明を聞き、超音波とは?コウモリはどういう風に超音波を使っているのか?なぜ逆さまなのか?コウモリの種類は?等のお話を聴いたあとは、いよいよ、コウモリ調査を開始!参加者のお子さまに一台ずつバットディテクターで20 kHzと50kHzに合わせてもらって、探索しました。もちろん、かすみ網のチェックもこまめに行いましたよ!目視もできる広場でしたので、コウモリのことを考えながらみなさん真剣に探してくれました。

辺りがすっかり暗くなり、あっという間に終了の時間に。残念ながら、コウモリの気配はなく…セミナー名のとおり「謎めいた生き物の話」でしたね、とオチがついたところで、終わりの挨拶をしようとしたその瞬間、、、

20kHzにしていたバットディテクターから音が!!!!!

ヤマコウモリだと思われます。最後に来てくれました♪良かったです!!

参加者の皆さんが帰られたあと撤収していた際に、かすみ網に穴が開いていました。もしかして、コウモリ(キクガシラコウモリとか?)が噛み切ったあとかもしれない、と寺島氏からお話があり、やっぱり桜山にもコウモリは何種類かいるんじゃないかと思いました。みなさんの周りにも気づきずらいだけで、コウモリはいるんだと思いますよ。

今回ご参加いただいたみなさん、夜遅い中ありがとうございました!!また、次回以降も自然と自然に関わる方のお話を聞いていきたいと思っておりますので、またお会いできることを楽しみにしています。

(一社)楽子森(たのしも)  内田 寿美

<番外編>バットディテクター担当の男の子はバットディテクターがとても気に入ったようで、サンタさんにバットディテクターをくださいとお手紙を書くと言っていました。そばにいたお母さまは、結構高価なので…のけぞっていましたよ(笑)

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